FFC・フラットケーブル
FFC・Flat cable
特徴・用途
- シールドと導体端子を直接導通させることが可能です。
（コネクタ変更なしにてシールドにグランド接続が可能） - 産業機器、車両、通信からPCの民生市場と幅広く電子機器用配線等のノイズ対策を必要とする製品の機内配線用です。
品名・名称
構造
単位(Unit):mm
| 項目 | 構造 | ||
| 型式 | ASFBNCD-SB （シールド強化タイプ） |
ASFBNCD-SN （可とう性UPタイプ） |
|
| ピッチ（P） | 0.5 | ||
| 導体 | 材質 | 金メッキ軟銅箔 メッキ厚：Au･･･0.05μm以上（下地Ni･･･0.5μm以上）端末のみ | |
| 厚さ×幅 | 0.035±0.007×0.32±0.03 | ||
| 絶縁体 | 絶縁層 | ポリエステルフィルム（色：透明） | |
| 接着層 | 難燃ポリエステル系（色：白） | ||
| 補強板 | 材質 | ポリエステルフィルム（色：青） | |
| シールド | 材質 | ポリエステル/金属箔/接着材 | ポリエステル/金属蒸着/導電性接着材 |
| 芯数 | 6〜80 | ||
| マージン幅（Ｍ） | 0.5±0.08 | ||
| トータルピッチ（K） | (N-1)×Pitch±0.05 | ||
| 仕上り幅（W） | (N+1)×Pitch±0.07 | ||
| 端末部厚（t） | 0.3±0.05 | ||
| 絶縁体長（L） | 50～500 ※K1（同一接点タイプ：MAX1000） ※公差：50〜100：±2、101〜300：±3、301〜500：±5、501〜1000：±10 |
||
| 導体露出長l（I1） | 4±0.5 | ||
| 補強板長（I2） | 6±2.0 | ||
スクロール
注意
仕上がり幅(W)はFFC単品状態の幅であり、シールド巻き付け部の全幅とは異なります。
ガイドを通すなど、シールド巻き付け部の全幅に制限がある場合は、弊社営業にお問い合わせください。
グランド線との接続方法
ULスタイル及び性能例
| ULスタイル | 20706 | |
| 定格 | 電圧（V） | 60 |
| 温度（℃） | 105 | |
| 導体抵抗 | P=0.5mm （0.035×0.32mm） |
2000Ω/km以下 |
| 絶縁抵抗 | D.C.500V | 1000MΩ-m以上 |
| 耐電圧 | 隣接導体間 | A.C.500V×1min 異常なし |
| 導体/シールド間 | A.C.250V×1min 異常なし | |
| 定格電流 | ー | 0.1A（1pin） |
| 耐熱性 | 85℃×96h | 絶縁抵抗、耐電圧異常なし |
| 耐低温性 | -40℃×48h | 〃 |
| ヒートサイクル （1サイクル/12h） |
20→40→25→85→25℃ 5Cycles |
〃 |
| 耐湿性 | 40℃, 95%RH×96h | 〃 |
| 難燃性 | UL 758 | VW-1 合格 |
| 屈曲（絶縁部） | 180°折り重ね自己怪曲げ | ※20回以上（補強板根本及びシールドグランド線加工部付近は除く） |
スクロール
| 端末タイプ | |
| K1 TYPE | L1 TYPE |
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| 同一面に導体露出 | 裏表互い違いに補強板 |
端末タイプ
K1 TYPE
同一面に補強板
L1 TYPE
裏表互い違いに補強板